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牧師紹介

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 1973年に東京神学大学を出て、伝道者生活に入りました。福島の地には2012年4月にやってきました。東北大震災から丁度1年目でした。一番長い地は八王子で、約30年間おりました。
 人間としては、そそっかしいですし、抜けているところが多いと思います。あれこれ足りないところが多いながら、これまでイエス・キリストを思うことで歩みが与えられてきたことはこの上ない感謝です。イエス・キリストの愛を知ることで、人と人との間の愛に生きる以上の愛が大きな力を持つことを知りました。
 福島は震災、原発事故の地です。とても大きな事件で、特に原発事故については出口が見つからないです。自然災害とは違った人間の知恵や力の問題があり、人間に本来的に必要なものは何かを考えさせられています。ただし自分については放射能の影響に心奪われることはありません。移りゆく世の中にあって、こんなことが起こってしまったその波風に揺れながらも、大いなる主のみ恵みを思って、そこに希望があることを見つめて、“今”を進んでいます。